
フィリピン料理(3) フィリピンの食文化
前回にも書いた通り文化と言えるほど、フィリピンの食文化は発展しなかった。
日本人の私がまず一番に感じるのは、文化とはあまり関係ないが
空腹に耐えられない。数を多く食事をとることだ。
10時と3時のおやつが異常なほど大切で、大きな会社でもその時間には作業を
止めてしまうので効率が悪い。
社員用に昼食を用意しても10時のおやつを食べて昼食を残す。
企業であれば環境配慮の風潮が高まる中で残飯の量に
頭を悩ませないといけない。
通常はブッフェ形式の社員食堂が多いのだが、このコロナで弁当に
切り替える会社も多い。空腹に耐えられずにおやつを食べて
会社支給の弁当が残る、会社としては残飯を減らしたい。
フィリピン人が10人集まると面白くなるほど食べ物の好き嫌いが多い、
教育とは本当に大切だと思う。
野菜の嫌いな人は何もフィリピン人だけではない、しかし嫌いな人の割合が多い。
日本の会席料理などお金をもらっても食べたくないのがフィリピンの普通の人で
余裕があり海外に出ていける人だけが理解できる。
刺身は寿司ブームでだいぶ食べる人が増えたが、実は刺身だけどマヨネーズで
合えてあったりするだけで、ズバリ刺身は5割、10人のうち5人は食べない。
サラダは7割が嫌い、漬物や納豆は10割、つまり全員嫌い。
逆に日本人が嫌いなフィリピン料理も5割の日本人は嫌いである。
羽化した鶏のゆで卵であるバロットは日本の納豆と漬物と同じく
ほぼすべての日本人には受け入れられないし、豚の皮とか耳とかの炒め物である
シシッグもなんだかわからないと食べるが説明すると箸が止まる。
なんせ材料から美味しくない、野菜も凄く不味い、ごみの山にコンポスト容器を
渡して肥料作ると良いがゴミの分別という概念がないので労働力が
周辺にいくらあってもそういう事すらできない、
化学肥料と農薬に頼らなければこの国の農業は成り立たない、
いやグリホサートとF1の仕組みがなければ野菜は作れない。
その問題はフィリピンだけではないから、これは仕方ないが、世界で
グリホサート禁止となるか?私はフィリピンという狭い範囲で
ブログを書いているので世界的な問題は書かない、しかし、
グリホサート禁止とフィリピンの食料価格高騰はセットである。
要は面倒なのが嫌いなフィリピン人で、みなさま、真面目に土をつくる気がない。
漁業でも変態な日本人は山に木を植えたりするがフィリピンでは自分の漁場も
破壊するので感覚が違う。農業用肥料でダイナマイトがいくらでも作れるので
やりたい放題で違法としても取り締まり体制がないフィリピンでは
だれが取り締まるの?となるだけ。
ああ、なんか書き方がおかしいな
フィリピンでは魚群に向けてダイナマイトを投げてその振動で魚を気絶させる
ワイルドでコスパが高い漁法があります。その代わりにサンゴ礁も破壊させるので
生態系が破壊され将来がないが、フィリピンではあまり将来を考えないのでOK。
考えすぎて少子高齢化となった日本と、宗教的理由と言いながら考えないだけで
人口爆発のフィリピン。さてどちらに優位性があるかと言えば人口が多く
人口の年齢が若い国が混乱期には強い、一見きれいな日本の街並みも
どうやって今後、修繕や再開発をするのか政治家の手腕が試されるが
人が減っていく国では難しい。
話がそれてしまったので戻すが料理を作る人も、めんどくさがり屋さん
野菜を作る人も、めんどくさがり屋さん漁師さんも、めんどくさがり屋さん
だから、基本的には向上しない。
一部の人は違うが、多くの人がそうであり、そう考えない国の教育方針の問題で、
フィリピンの支配者層が国民に教育を浸透させたくないので教育を疎かにしてと
ロビー活動でもしているのかと思うほど、平気で学校の業務を止めてしまう。
特にこのコロナでは強烈で誰も勉強などできないし、できる状態ではない。
今日のまとめとしては食べ物が文化としてまで昇華するには
国民の意識が高くなければならず、意識を高めるには教育が不可欠。
短期間で解決する問題ではなく、今後も続いていく。
職場のスタッフでも同じような感じで1割は向上心が高く
残りは普通、向上心が高いのでキャリアアップの手段として我慢して
さっさと海外に出ていく、日給千円が海外に出れば1万円では
誰も海外行を止められない。
食べ物を食べる側も向上心ないのでスーパーの商品はいつも同じ
それは、食品メーカーとしてはありがたい限りであり、メーカーを
束ねる支配者層は教育なんかいらない、低賃金でもデモが起きない
だれも考えない国がいい思う。
今日はフィリピンを悪く書いてしまったな….これは、私の思い込みです。