
ECQの移動規制で豚が運べない
えさ代オーバーで赤字確定 :(
Gcashで送金しながら最近豚さんは良く食べるな!
なんでフィリピンは大きく豚を肥育しないのか。
農家の皆様の気持ちが理解できた、そこそこの大きさでいい
肉質なんて気にしてはいられない。
売値は安いからな!そういうマインドなんだと理解できた。
でも、今はMECQになった、さあ準備するか。
で購入した豚さんは、本来スープやチャーシューに
今月、生まれ変わってもらう予定だったが
移動ができない。
で元気とお便りをいただいたが、どうしたものだろうか。
だからと言って現地で売りさばいては目的が達成されないし
最終の損益の確定もできないので面白くない。
最初はサツマイモを餌にして育てると夢を見ていたが結果は配合飼料のみ、
以前、マニラではオクラを食べさせた豚が販売されており
美味しい肉質で人気を集めたが最近は販売されていない。
フィリピンの田舎では今でも普通に家庭で家畜を屠畜する。
以前、田舎の海に家族で海水浴に行き、私たちが泳いでいる横で豚を
溺れさせているのを見て、溺死は楽だわと私は感心したが、
子供達が見るのはショックを受けもかもしれないと少し心配した。
しかし彼らの反応は野菜でも魚でも同じだわなと、
普通にご飯を食べていたので、魚を釣りさばき食べるなどでも
生き物が死ぬことに触れることで、何らかの犠牲の上で自分が生きていると
自覚するのにはいい経験だと思う。
その豚さんたちだが、このまま餌代を払い続けて肉にして目的を達成するか
見切って現地で売ってしまうか考えないといけない。
100キロのエサが6000ペソだが、1か月持たないので単純に考えると
40キロ成長して頂かないと金額的に合わない、ひと月で
4頭が10キロずつ太るのだろうか?
だから早く出荷するのがフィリピンの肥育のスタイル。
もう、餌代で2万ペソと子豚代2万ペソで、仮に100キロで4頭400㎏で
肉が200キロ取れて5万ペソ程度でガソリン代や手間賃で赤字確定。
田舎の皆様に努力していただいても儲からないか逆に赤字では
もう一回挑戦しようと思わない、内臓が売れる形で生きたまま現地で売るか
肉にしてマニラに届けるかのどちらも同じような計算で
最終結果としては利益は取れない。
ロックダウン後に上がった生鮮食料品価格は高止まりのままで
その原因は商品の移動ができず入荷量が減るからなんでしょうね。
キャベツ 通常50ペソ 今300ペソ 何それ?
何かをきっかけに必ず儲ける誰かがいて、そのタイミングを
待っている、逞しい人たちで私も見習いたいが外人ではなかなか
難しい。
この、コロナの状況を見ていて流れは完全に変わり、お金の価値が
薄れていくタイプのインフレに入り始めた。
今はまだ高くとも買える範囲で商品が市場にたくさんあり
不自由なく食べていけた、これから来るコロナ不況で
どこまで会社が消えていき、その会社を国が買うのか
外資が買うのかわからないが、大きな何かに属する
社会主義的な時代に入るか、国民の不満がたまり
政府は紛争や戦争という形でガス抜きするかもしれない。
今後、仕事の形は変わってくるだろう。
私が今まで生きてこられた調理という仕事は平時には豊かさの
象徴として扱われ、物流が良くなりネットで情報がタダになり
どんどん進化した。
材料を買い、原価の三倍で売る。
もう、その形の商売は続かないだろう。
悲観的に考えるわけではなく、新し時代への準備である。
しかし、フィリピンでは日銭稼ぎの商売は家族経営向きで
あれば家族が生きていける。
しかし、外人の私が関わっていてもお金は回らない。
今日、考えたがPang Masa Yaマカテイの二店舗を来年に向けて
売却し、自分の調理のノウハウをネットに吐き出していく。
もし、興味があればご連絡いただいても結構です。
身軽な体になり、欲と自己満足だけで作り上げてきた
仕事のノウハウを捨て去り、新し将来を受け入れたいと思う。
仕事で使う、仕組みの公開には時間がかかるだろうが
ブログのネタにはなる、今までで一番の長編になるが
今日は何を書こうかと考える時間が少なくなるね。
転換点、少し早いが今日から考えを変え
新しい何かを吸収できる身軽さを時間をかけて準備していきたい。