おいしい仕組み(33)長芋の梅肉和え、こういう食べ物はフィリピンはない

おいしい仕組み

先付け、前菜、小鉢

こういう食事の文化はフィリピンではない

ズバリ、肉、魚、飯、飯、飯。

長芋は日本だと家庭でもよく使う野菜だと思います。
どこでも売っていますし、用途も幅広くとても便利な野菜ですよね。

しかし、メインのおかずではなく、少し細切りにして食卓に並べたり
おろしてそばと食べたりと脇役が多い、脇役が多い食卓は
生活のレベルによると思う。

長芋の原産は中国で日本での生産地は北海道、青森が多い。
芋の質としては水分が多く、少し上のランクの大和芋は
奈良県大和市、つくね芋も日本のあちこちで栽培されています。

味、粘りともに、つくね芋がダントツで大和芋、長芋の順に並び、
自然薯は別格で価格も桁がちがい、スーパーにの店頭に
ならぶ事もあまりありません。

芋の水分量が長芋は多く、すりおろして、とろろにするのは不向き
ですがサラダや和え物などには食感が楽しめます。

和え物、特に色のきれいなソースにはPWが登場する、塩味が主体の
PWは吸物、芋の含め煮、大根など色を付けたくない料理に重宝する。

今日の梅肉ソースの場合は

梅肉  25g

砂糖  5g

PW   7g

出汁  7g

おいしい仕組み(3)PWの作り方と既製品との違い

刻みのり、ワサビ、大葉、胡麻などがあると良いが
フィリピンにはないので粉わさびで我慢。

粉わさびもフィリピン人に頼むと辛くない、わさびになりやすく。
一度に大量に作ってしまうので注意が必要。
レシピとして3回に分けて水を加える事、3分間よく練ることで
辛味が生じる、粉1に対し、水1.5とすると決めておく必要がある。

初回の水を加えてよく練った後、2回目を少しずつ加えて3分練り、
3回目でお好みの硬さに調整するとすれば、溶け残りが少なく
小さな団子状に固まる失敗もなく作れるので三回に分けることが重要。

わさびとか辛子とかは食事中にふと欲しくなるもので
自分で作ることを考えると、面倒だと思いあきらめてしまうが、
そのためにごく少量で恐ろしく高い、日本のチューブわさびを買うと
メイドさんの日当に近い出費になってしまう。

わさびと辛子はスタッフに教えておくと便利です。

小鉢、前菜はフィリピンにはないと表題で書いたが
生野菜をほとんど食べないフィリピンの食文化では
数種類を簡単に食卓には並べられない、野菜でもすべて調理して
食べるのでサラダ、今日のような刻み野菜と鰹節とかは食卓には並ばない。

日本人とフィリピン人が一緒に暮らすことは食べ物でも
違いが大きすぎるので、事前にどのような生活をするかは
見ておくと移住してからの争いが少なくなる。

フィリピン移住は関心が多いようで以前に数回書いているので
もしよろしければご覧いただきたい。

フィリピン移住(1) 何が起きても経験と 考えて後悔はしない

日本的な生活を海外で維持するには日本よりお金がかかるのは当然で、
現地の物と人を自分に合わせるのが、言葉で不自由が無くなってきた後の
楽しみになってくる。そのためにも現地語を加えた会話を
赴任時から心がけていくと仕組みの構築は早いと思う。

現地語は直接、スタッフに伝わるのでスラングや悪口は現地語では言わない、
今であれば日本語を話すスタッフが簡単に見つかるので、お金に余裕があれば
初めから日本語を日本文化を理解するスタッフで周りを固めるのも
快適な海外生活になりますが、永住の場合は自分でできないことばかりが増え
おすすめはできません。

調理も同じで、ある程度まで自分で作れるようになるまでが面倒ですが、
ああ、こんなものねと理解できるようになるとなると。
食べたいものが食べられるようになり欲が出てくる。

次は買い物に興味が湧き、最初はカルティマ、次はパサイ
と挑戦していきチャイナタウンのオンピンマーケットまで行くと
中華食材から日本の食材まで自分で買えるようになる。

自分でできるようになると的確な指示がスタッフに行えるようになり
物の値段や必要時間も理解できているので指示も的確である。

にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へポチポチお願いします:)

タイトルとURLをコピーしました