おいしい仕組み(35)若芽と天かすのおひたし、店内飲食とワクチン接種証明

若芽と天かすのおひたし おいしい仕組み

店内飲食が再開されたフィリピンの

マニラ首都圏。

ワクチンを2回打たないと

店内で飲食できなという

ワクチンのキャンペーンみたい。

予約のお客様の料理を準備して、さあ、ご来店を待つばかり。
しかし、ワクチンを2回打っていないので入店できません!

始めに聞いとけよ。

そんなことばかりのフィリピンの景気は最悪ですね。

フィリピンの景気に関しては後にして、今日の材料わかめ。
乾燥のカット若芽をどうしたらフィリピン人が食べるかと
と観察すると、マヨネーズとかドレッシング以外はダメ。

おひたしでは絶対に食べないので、天かすを入れたら食べました
まあ、特に意味のない観察ですね。

マニラで若芽を探すと、塩若布か乾燥若布のどちらの選択しかありません。
日本でも生若芽は季節にしか出回らないので同じだと思います。

若布は通常は褐色ですので、湯に通してきれいな緑色になります、
乾燥においても同様のことは言えますが、乾燥も塩蔵も加熱処理はされています。

乾燥でも高級な若芽は鳴門海峡がある淡路などで作られる、
灰干しといわれる製法で作られた若布は、生の若布と比較しても特に美味しいです。

出始めの時期の若布を海で採取して、わらを燃やした灰にまぶして乾燥させて、
しばらく熟成させ、真水で洗ってまた乾燥させる、すると、いつまでもきれいな
緑色の若芽が出来上がります。

興味があれば食べてみてください、高いと言っても量を食べるものでもなく
そういうものもあるんだねと言う経験のために。

おひたしは、出汁4にRED1が定番です。
水分が多ければ、以前に書いた地洗いではなく
仮漬けという、おひたしの汁に1時間ほどつけてから新しい汁に漬け直す
という、ちょっと無駄な仕事が水分の多い食材には重要です。

家庭であれば、水切りしたわかめに、そばつゆをかけて食べればいいと思いますが
仮漬けという作業も仕組みに取り入れたいと思い書いた次第です。

おいしい仕組み(5)REDの作りかたと、私と仕組みとの関係

おいしい仕組み(12)めんつゆと調理済食品の保存

日本では、仮漬けのような丁寧な仕事はいろんな分野にあると思う、
私は内装工事の仕事を見る機会が多いが、良い業者は工場で下地処理をして
仕上げもした材料を現場に納品し、組み立ててつなぎ目だけを現場で処理する。
安い業者は、日にち稼ぎのために現場で作ることばかり考えるので
時間がかかることを覚悟しないといけない。

なんでもうまく進めるには準備が必要で、今回の患者数の減らないフィリピンが
レストランの店内飲食を認めたのは接種をすればどこにでも行けますよ
というプロモーションである。

10%のキャパシティーで店内の飲食ができても、売り上げは作れないので
開店はしないと考える方が経営的には良いが、それなら廃業している。
今のフィリピンで続けて営業している店は将来も続ける意思がある
会社や個人で私のようなタイプは最初のロックダウンやめている。

工事費用が安いフィリピンでは廃業して、改めて開業した方が安いのである。

フィリピンスモールビジネスと題して書いてた過去の記事があるので
フィリピンの商売に興味がある方は見ていただきたい。

フィリピンスモールビジネス(9)

来年2022年のフィリピンは一気に淘汰される業者が増える年になるだろう。
ここまで持ちこたえても、金利が上昇してくると利払いは増えるし
輸入に頼るフィリピンでは材料費の上昇も止まらない。

フィリピンは6年ぶりの大統領選挙の年で来年の2月のから選挙期間が始まる
フィリピンの選挙はとても面白く激しい。
華僑が多いフィリピンでは2月が新年と考える人も多い。

現行の路線で行くか?例えば親中か親米かなどの大きな変化が出る年で
世界的にも何年周期とか言う考え方でも変わり目が近い。

若芽をどう食べるかからフィリピンの来年の予想にまで話がずれたので
今日はおしまいとします。

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