
フィリピンのスーパーに
日本人のお客様を案内すると
絶句して頂ける。
時には、お子様だと嘔吐なされる場合も :(
いや!案内人冥利に尽きる、案内のし甲斐があるね!
日本とは次元が違う。
まず臭い、マカテイのランドマークとかS&Rが始めてフィリピンデビューの
お客様の限界ライン。その下のキャッシュアンドキャリー、
ウオルターマートは不可、最後のお店の案内では嘔吐された方がいた。
スーパーのレベルを、図るうえで見ていただきたいのは挽肉!
これが会社の方針をよく表している、限界ラインの上の店は食べられる
下の店は臭くて食べられない、挽肉は酸化しやすく、在庫処分の感覚で
挽肉を提供する店は全体的に、そのような品揃えであり、空調も悪く
客層も下がる、決して上のラインの挽肉がおいしいわけではない、
食べれるか食べられないかの話。
野菜はどの店もでも、地元の人が買い物に行くパレンケとは
鮮度の面で比較にならない、パレンケは朝に行かないといけないが
スーパーは仕事が終わった後でも行けるので便利
仕方がない事だろう。
料理をすると志した方は、すぐに挫折するかハマるかのどちらか。
挫折者の方が圧倒的に多く、自炊をすると同じものばかり
食べないといけない、外食より費用がかかる、
仕事の後に、とても料理をする気分にならないとかが、理由としては多い。
しかし、お!料理は面白いかも?なんとなく見えてきた?
そう思い始めてくれば大体は続く。
仕組みにも慣れてくると計画的に生産する、大型の冷凍庫を買う
挽肉を引くミートグラインダーを買うと言った将来に向けての
投資意欲も出てくるし、まともな食生活にできる自信がついてくる。
今日の梅味噌、少量であれば包丁でトントンと叩いて終わり、もしくは
すり鉢ですりすりして終わり。しかし人間とは面白いもので自身が付くと
処理できる自信があるので市場の安売りに反応するようになつてしまう。
梅干しが半額、味噌も半額、家に鰹節の古いのがある。
市場に新鮮な野菜がある、豚肉が新鮮ひと塊、最後だから安くすると
言われて買ってしまう。
できる能力がないと買う気にもならないが、下手に能力が付くと
浪費が始まってしまう、それが人間というものだろう。
考え方を一方的に書くのが、この おいしい仕組み というお題で
ブログを書いているので、仮に私が上の無駄使いをして
家に帰ったらどうするかを書く。
半額の梅干しは一番最初に種と身を分ける、豚肉は塊とミンチで
小分けして冷凍するとする、それであれば挽肉の機械を準備する。
ミンチの機械があるなら梅干しも機械で挽いてしまえばいい、
梅干しを鰹節、葱、胡麻、味噌、挽肉の機械にかけて、ご飯のお供の
梅味噌でも作るかと考える。
挽肉の機械があれば梅と材料を2回ほど通せば、梅味噌の完成。
しかし少量では挽肉の機械から最後の梅が押し出せないので
そのまま胡椒、ニンニク、ショウガ、玉葱、青ネギ、塩と豚肉の
形の悪い部分を梅の残りごと梅風味のミートボールの元にする。
梅干しの種を見て考える、アイデアがないければネットを覗き
どう使うかを考える。
梅干しで作るソースとかで検索すれば 煎り酒 なる調味料があるとする。
ここで今日のメニューは豚肉のつみれ鍋、煎り酒を添えてと
高級和食店並みの、メニューになる。
後は塊の肉をラップで包み冷凍庫に収め、冷蔵庫と冷凍庫の
邪魔ものを鍋の野菜にしながら、野菜カスと肉のカスを炊いてスープにする、
スープ作りに励みながら、さっさと道具をかたずけていく
野菜の良い部分は鍋の野菜に切りそろえておしまい。
道具がきれいに片付き、煎り酒とスープは進行中で
食卓の準備と他の料理でも作りながら食事のお供が現れるまで準備
さあ、皆さんお帰りなさい、今日は豚肉のつみれ鍋ですと
発表して喝采を浴びて冷蔵庫は片付き新たな梅味噌と挽肉と肉の塊が
冷凍庫に収まっている、面倒な時の梅味噌や漬物は便利だ。
ちなみに煎り酒は、梅干しの種の重量の2倍の酒を加え弱火で煮込み、
酒が半量になるまで煮詰め、塩味をつける程度にPWを混ぜて完成。
煎り酒を造った梅のカスにスープを注ぎ同じく
PWで薄味をつけて細かい目のザルで濾して、梅風味の鍋のスープが完成。
あとは団子鍋の要領で鍋を作り煎り酒のたれでいただく。