
すき焼きとフィリピンのコロナ後と
なんか、大きなテーマのように書きだしたが
何もない、仕事場ですき焼きの
提供が始まると聞いたことが原因。
検疫方針の変更があり、さらに1段階規制が緩和された。
あれだけ大騒ぎして急に静かになり、またほかの国から新しい株が来たといい
患者数が増えて、ワクチンを打てが始まる。
フィリピンは外国人の入国ができないうちは景気は上向かない、
お金持ちでも消費を控えるほど、長く続くだろう不景気でインフレも加速。
今日のお題のすき焼きなんて、和牛で作れば1キロで25000円ほどのお値段。
まあ、日本でも、すき焼きといえば高級料理ですよね。
私の場合は高級な牛肉の時は関西風でていねいに作りますが、
鶏肉などの安いお肉のときは関東風にしています。
関東風と関西風の調理法の境目は愛知県よりも東か西かと言った感じです、
日本一の高級牛の産地、三重県松坂市の高級すき焼き店では、
お肉を鍋で焼いて砂糖と醤油で仕上げる関西風のお店が多いと思います。
高級なお店では仲居さんがお肉を一枚ずつていねいに焼いて
それぞれに取り分けてくれますが、年に何回も通うレストランでもないので
繁盛し続けるには、老舗か抜群のサービスでもないと、難しい時代。
その点では人件費の安いフィリピンではしゃぶしゃぶ、すき焼きは一組に
一人のサービススタッフを配しても単価が高いので問題なく、鉄板焼きのように
専属の調理師を育てる必要もなく、鍋の作り方だけを指導すればよい。
この考えで計画されたことは、このコロナでどうやってやるのか?
まずは、ワクチン未接種者はフィリピンでは現状仕事がない。
その後に陰性証明を月に2回会社で行う、これも問題ない。
マスクと手袋にフェースガードと日本の着物を着たスタッフがすき焼きを
調理してお客さんは安心するのか、来店するのか?
ハンドキャリーと違い、正規で輸入された和牛は高すぎる。
日本でスーパーで買うレベルの肉で1キロ2万円、フィリピンペソで
100gの肉の原価が1000ペソ、200gを提供して売値を三掛けにして、
税金を込めれば、日本で牛の生前の名前までわかる肉が
有名店で食べれる値段。
普通のフィリピン人のオネーさんが作るすき焼きで、一人前7000ペソとかは
コロナがなくても冒険のような商品で、計画の見直しもなく進むことに
個人的にものすごく興味が湧く、大きな会社のやることは
見ているだけでも面白い。
すき焼きを焼くオネーさんの能力も商売の要素であり、
大きなホテルで働くプライドの高い、美人だが面白味の無いオネー様では
話をしても面白くない。
一食、5000ペソ、日本円で10000円ぐらいの会席料理は多分少しの
超富裕層の食事として、または観光客相手に細々と残るだろう。
すき焼きとしゃぶしゃぶがコロナの中で売り上げを上がられるか?
結果が出れば、また書きたいと思います。
さて、今日のすき焼き。
薄切りの和牛であればPBと砂糖で関西風に、これは割合がなく
鍋奉行によるとなります。
普通に煮込むタイプであれば、PB1:味醂1:出汁2
みりんをやめて0.3の砂糖と出汁を1増やしても良い。
安い、USのバラ肉のスライス等の硬い肉で作る場合は、出汁で1時間ほど
肉を煮込み、湧き出た脂を取り除いた煮汁を出汁として同様のレシピで
作ると柔らかくなります。
すき焼きの具は好みがありますが、豆腐、えのき、白菜、葉野菜、白ネギ等の
好みの野菜でかまいませんが、溶き卵で肉を食べる場合は出汁を加えないか
少量のみ加えた煮汁で強めの味で調理して、野菜を加え、野菜の水分が出てから
味を見ながら出汁を加えていただく方がよく、好みによると書いておきます。
すき焼きは好みの違いが大きく、地方による差も大きい。
海外で流行ると聞いたことも少なく、和牛があまりにも高価で
実際に商売として繁盛している事を聞いたことがないのが現状。
レストランで販売されるすき焼きは、すき焼き鍋のスタイルで、今日の
写真の鶏すき焼き鍋も同じように煮汁で鍋仕立てにしてあります。
日本のように精肉店で薄切りに肉が販売されていないフィリピン。
今回のすき焼きが売れるか?
検疫方針のもう一段の緩和が発表され、カジノや映画館も動きだしたが。
今後のコロナが減少に転じるか、クリスマスロックダウンとなるか?
不安定な状況がまだまだ続くフィリピンです。