おいしい仕組み(74)長芋とベーコンのバター焼は鉄板焼きに限る

ベーコン バター焼き おいしい仕組み

フィリピンには長芋はあるのか?

ありますよ、中国からの輸入。

フィリピン産は長芋ではないが

何らかのとろろ芋が山岳部で買えるとか?

これは周りのフィリピン人も回答無し。

日本人は好きですよね、とろろ系の食べ物。

ここフィリピンでは、ねばねば系の食べ物はほとんどない、
オクラも食べるが、加熱して食べることがほとんどで
日本のように生でスライスして食べることは、ほとんどない。

ベーコンは普通にスーパーで売ってはいるが、それほど人気があるわけでもなく
フィリピン料理のトッシーノやロンガニサと言った甘めの味付の加工肉が
人気で、フィリピン料理の朝食には欠かせない。

という事で今日の料理ですがレシピと言うほどの物でもない

長芋を1㎝ぐらいの厚さの輪切りにしてベーコンを四等分、
バター20g 水、又は酒20g PB10g

おいしい仕組み(2)PBの作り方と仕組みのありかた

長芋の水気を取り塩コショウをしてフライパンで少量の油で
片面だけきれいに焼き色を付ける、長芋をひっくり返したら
ベーコンを長芋の横で焼、、調味料を加え、フライパンを
ぐるぐる回しながら、調味料とバターをつないで完成。

完全に長芋に火が通ると、ただの芋の食感になってしまいますので、
片面だけ焼き色を付ける、多少歯ごたえが残る方が長芋はおいしい。

今日のようなフライパンで焼く料理は、鉄板焼きの機械があると
綺麗においしく焼ける。2cmほどの厚みがある鉄板で
220℃ほどに熱しておくと、かなり大量の食材でも材料の熱を
すぐに吸収して元の220℃に戻る。

一度温度が上がった2cmほどの厚みの鉄板のを冷やすのに
水をかけて冷やそうとすると2リットルほどの水をかけても
全てすぐに蒸発してしまい、それでもまだ熱い状態のまま。

当然だが調理の際に鉄板の温度が上がるのにも、鉄板が厚ければ厚いほど
加熱に時間がかかるし機械の重さも厚みが増せば重くなる。

焼むらが出ない、一度に6人分ほどのコースをこなそうと思うと
熱源が2個ある幅2mほどの鉄板が使い勝手が良いと私は思う。

海外で鉄板焼きを売ろうと思うと、ジャグリングなどのパフォーマンス
が必要と思っていたが、日本式の静かな、しかし繊細な仕事も
外人のお客様にも面白いようで、結構人気があると感じている。

しかし全体としてはパフォーマンスが中心の仕事であるのが
鉄板焼きの世界で、調理師と言うよりもサービスのスタッフとしての
仕事が中心でカウンターの仕事が不得意な人には向かない。

コース料理が主体となる鉄板焼きでは、一人の調理師で8人ほどまで
サービスをしながら焼き、盛り付け、料理の提供ができるので
高単価で人件費もかからず、おまけに設備投資も低い商売。

寿司に比べれば光熱費がかかるが、原価は低く抑えることができ
寿司、天ぷら、鉄板焼きは海外では重要レストランの設備になる。

フィリピン人の鉄板焼きシェフは世界中で仕事をしていて、海外就労の
場合には人気のある職種、日本のように鉄板の上で海老の皮を剥いたり
アワビの殻を外したりなどの繊細な仕事はできないが
人を楽しませる仕事は、やはりフィリピン人には向いている。

次々と動き出した求人で、少しスタッフが不足気味のフィリピン、
このまま、コロナが落ち着くことを祈るばかりです。

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