フィリピンの人、特に若年層の英語力は低下してきている。他の東南アジアに比べれば平均的なのだろうが、昔のようにダントツの一番ではない。
国語を見直と言う理由から公立の学校でのタガログ語による授業が行われるようになって、かなりの時間が過ぎた。その結果が現れて来ている。
テレビ局でも大手2局しかない現状で、最大手の局はタガログ語がメイン。テレビと学校が国語に偏ればタガログ語を使うのは当然だろう。
しかし、英会話学校で日本の人が学ぶ事は、今まで通りフィリピンは良い場所。
欧米に比べ価格も安く、初めての人には学びやすい。しかしアメリカ英語と比較すると余りにも発音とスピードが違い、アメリカ人としゃべると戸惑うと思う。それぐらいフィリピン英語は日本人には聞きやすい。
話を私個人に移すと、私がフィリピンに来たときから現在までで、自身も英語からタガログ語へ日常の会話の言語を変えている。英語では意思の疎通に不満を持つようになったからだ。
特に大学を卒業していないフィリピンの若い人たちの中で特に英語離れが大きく、40代50代の人のほうが英語力は高い事が多い。
今日、書きたい事はフィリピンに住もうと思う場合。仮に周りの人がタガログ語で会話しても英語で話す事を心がけていただきたいです。
タガログ語だけで生活してしまうと、英語で会話しなければならない時。
フィリピンでは英語での会話や書類のやり取りが多くあります。フィリピン人は喋れないとは言え、読み書きや簡単な会話は全く問題ありませ。
また、下の写真のように書類は英語が多い。

ただ、英語で喋りたくないだけであれば、それにつられて英語力ゼロの人が、タガログ語のみの生活に慣れてしまうと将来の生活に支障が出ます。特に仕事をする場合は必ず英語は必要です。
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