ダーツバー

フィリピンでの商売

日本でも、ここフィリピンでも、いや世界中で同じだと思うが、酒を飲みながら出来る遊びダーツ。競技の世界ではフィリピンの選手は強いらしい。

競技なので、国ごと地域ごとで様々な規模の大会が開催されている。フィリピンの大会でも、数十万ペソの賞金が出る大会もあるらしく、賞金で十分に暮らして行けるそうだ。

写真のお店はBGCの一等地のビルにある大型店。

ここマニラでは、そこそこ人気がある遊びだが、こんな一等地に作って儲かるのか?と思いスタッフに聞いてみると、中国人のお金持ちのオーナーで趣味の店。お家賃は40万ペソとのこと。

レンタルの矢も保証金を払い借りて矢を返せばお金は返してくれるので、無料。

オンラインに接続しているかは分からないが、そういう事ができるダーツ台が10台以上、ダイニングエリアも広い。

考えるにオーナーは自分の好きなダーツの普及を目指して?また自分の遊び場として作ったか?強い選手を育成する場、教室として運営をしているか?貸し矢が無料と言うのは不思議だ。

マニラで趣味の商売。釣り、ゴルフ、テニスなどなど。フィリピンでそれをフィリピン人に教えて商売にするような商売は、フィリピンの先生達の給料と、日本人の先生の給料が5倍も差をつけては、さすがに誰も日本人先生の習い事を利用しない。

しかし、フィリピンも経済が発展して、生活に余裕がある人が増えてくる。日本では子供が減る一方で海外進出を考えるオーナー方もいるかもしれない。

しかし普通に考えれば、日本とフィリピンで10倍程の所得の差があるので、自分がフィリピン人に教え、そのスタッフが日本らしい何かをフィリピンに教えるしかない。

日本人がフィリピン人の給料で働けない。先に書いた5倍でも、日本人の先生の給料が安くなる。それでも海外に日本から上手く進出している会社もある。

趣味ではないが整体で海外展開に成功しているカラダファクトリーはフィリピンでは現在17店舗。日本人の先生が選べるシステムで価格差は以下の通り。

価格は約2倍でしかない。日本の先生はフィリピンで雇用した施術士の指導をする事が本来の仕事。

しかし実際に日本人が現場で治療することで日本のクオリティーを海外に伝える事ができる。

時間で比較的、高単価な治療という世界だから可能という点もあるが、漫画がかける人とか、陶芸が上手な先生とかフィリピンで教室運営も面白いかもしれません。


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