中国の台湾独立阻止とかは。多分、ズブズブにアメリカ側に立っている日本と韓国だけの問題に、私は思える。

上の覚書はフィリピンと米軍の基地利用に関した記事で4基地の追加の使用を認めた。これでフィリピン国内でも米軍再駐屯か?なんて話をしている人もいた。
その後、大統領は攻撃などの軍事目的での使用は認めないと言い始めた。では、すでにある基地に追加して、他の4箇所の基地の利用を認めたのは何だったのだろうか。
このスタンスはどちらにも付かない、という意思表示であり、中国も覚書を交わしたが、軍事使用させないと言えば態度を硬化させないだろうと言う思惑が働いた?
これでマルコス大統領の任期中に起こるだろう台中問題は、ウチは関係ないからね!と言ったように私には思える。
南シナ海で中国が色々やらかしたとニュースを騒がせるが、領海の拡大が狙えるのはベトナムと中国でフィリピンには大きな領海の拡大は無いように思える。西沙諸島はベトナムと中国の争いで、フィリピンが西沙諸島を取れば大拡大、でもそれはない。
南シナ海の南のガス田の権益でも米中の思惑に巻き込まれるだけで、どちらでもいいから共同開発契約にして、かね払えよ!と言いたいと思う。
だって自分で掘れないもん。
今回のフィリピンの対応は日本とフィリピンとで全く違う方向に進むであろう舵取り。
どこからも来るもの拒まずの国フィリピンだが、見ている将来は日本と違う。
将来、アジア圏でまとまるつもりか?現在と全く違う経済圏が生まれると考えているのか?どうであれ脱アメリカの姿勢が見て取れる。
まあ、そんな大きな次元の話をしても、なんの意味も無い私は毎日の暮らしで精一杯。
コロナ以降、マニラでも居酒屋などで、陰謀論のような話しばかりを熱弁する人を見かける。その演説を聞くのが嫌になった私が、こんな新経済圏などと分からぬ事を書くのもおかしい。
ここまで書いて消すのももったいないので、そのまま投稿する。
書きたかった事は大統領のスタンス。フィリピンの来るもの拒まずの対応のあとに簡単に手を返す、やり方。
日本は昨年から、ここフィリピンでODAとして2兆円ぐらいはフィリピンにお金を突っ込んでいる。
タイド案件だから良いという人がいるが、一部の日本の会社にお金が流れるだけ。その後、アジアに起こるだろう変化には日本は加わらない。いや、加われない、アメリカの属国として行きところまで行く。