今回のお店の支出

フィリピンでの商売

お店の許認可の申請をして、来週ぐらいから開業ができそうなので、商品のメニューの作成、その写真撮りやレシピの作成をしていたため、ブログの更新が止まってしまった。

お店が開業できるところまできたので、今回の開業にかかった費用をまとめておきます。

費用の前に書きたいのだが、メニューとレシピと撮影はダラダラやると、ものすごく時間がかかる。許認可が解決し開業の見込みができたら従業員を店に監禁して、一気に終わらせる。

フィリピン調理師の人はパソコンが使えない人が多い、大手になると使うが、そうなると現場に入りたがらない。まあ、バランスが悪いんですね。

それなのでメニューとレシピはどうしても、自分でやるしかない。

まずはスタッフと商品に関して一日通しで話し、食材の購入リストを書かせながら、メニューを作り、レシピをはめ込む。

翌日は仕入れ、基本のソース類と後半は既に撮影に取りかかる。これがポイント♪

どうしても無理と思うが60品程度なら以外に2日で終わる。これを一日10品とかに分けると、もう終わらない。材料の使い回しができず無駄金がかさむ。

話が費用からそれてしまったがまず、契約5月1日 110平方メートル。家賃6万ペソ/月。保証金、前払い家賃計4ヶ月 、24万ペソ。

仮置き場に置いてあった機材の移動と配置を考えるのに、5日程度時間を要した、これは自宅の機材の取り外しがあったので仕方がない。

工事開始5月7日。苦情の多い場所だったので夜間の現場が止まった。これもやって見ないとわからない。

終了6月14日。住み込の大工さん3名の給与と給排気のモーター等の板金材料、機器の取り付けで職人チームへの支払いは込み込みみ30万ペソ。

調理師チーム2名がセメント、電線、蛇口等の材料費と彼らの給料の合計が18万ペソ。

職人と調理師チームの合計の支出は約50万ペソ。それが工事に費やした費用。

エアコンは新品を購入したので2台で23万ペソ。

保証金、エアコン、工事及び材料費と人件費で約100万ペソ、営業許可申請や雑費、工事期間の家賃で10万ペソ。機材を除いた開業費用は平米あたり1万ペソ。

仮に手持ちの機材が100万ペソとすれば平米あたり2万ペソとなります。

開業に当たりエアコンはクレジットカードの金利0キャンペーンで24回に分割、エアコンの金額を引いた工事費用も個人で貸し付けて個人に同様に24回で戻せば月に3万ペソ程度のの返却となる。

マニラで開業するにあたり、最小限に費用を抑えてもこの程度の支出になり、2年で機材も含めた総投資額を回収するには月商90万ペソ、日商3万ペソほどないとできないかも?

この予想の場合、30席弱の客席数で日商3万ペソの売上を実現できる確率は低く、私は仕事が増えるだけで何の特もない。

今回のお店の場合は、店舗件住居として、今まで借りていた加工場も住居も一箇所にまとめた。そこで発生していた費用が4万ペソだった、自宅件店舗なので店舗部分の家賃はかなり下がる。

日本からすると簡単に超えられる数字に見えるがフィリピンの平均所得から見た場合、上で書いた金額を回収するには、以外に時間がかかります。

今回お伝えしたいことは、平米あたり開業時資金でローカル向けの最低限の設備投資で1.5万から2万ペソ/平米。高級店で6万から8万ペソ/平米ぐらいが、ここ最近、私が見てきた飲食店の開業資金です。


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