バランガイクリアランス。
フィリピンの最小の行政単位で選挙もあり、逮捕権もある。日本で言うところの区長さん。それがバランガイという組織。まあ、国が違うので全く違うわけだが、簡単に言うと区長さんのパワーアップ版みたいな感じ。
フィリピンで商売を営む場合、まずバランガイから工事の許可を取り改装工事を行う、工事が終わりに近づけばバランガイの営業許可、バランガイクリアランスを申請する。その許可証を持って市役所でビジネスパーミットを取り営業を開始する。
フィリピンでは教会の近くでは飲食店での酒類の販売は禁止。学校の近くも禁止。で、まさか店の前が学校、しかも神学校だった。
普通のビルで全くのノーマーク。下手をすると酒類の販売免許であるリカーパーミットが申請できない、申請に対してバランガイは開店まで保留、上であるシティホールはどのように判断するか?
このような簡単なミスは避けなければいけないので、記事にした次第ですが、賃料、目的の広さ、管理費等の有無、人通りなどを気にすると、どんどん候補が消えていく。おまけに学校の近く、教会の近くは駄目と、まあ色々問題がある。
そうして探していくうちに賃料が、そこそこ高い商業地区へと選択が絞られていく。
低資本でと思っても、場所選びで時間を取られる事も多い。仮に100平米、家賃が1500ペソ平米あたりであれば、保証金、前払い家賃で4ヶ月とすれば60万ペソ。100平米であれば工事費で50万ペソ、機材で100万ペソ。
日本とほぼ同等の投資になりますね。
コメント