お世話になっている会社が久しぶりにマニラ首都圏外に出店した、場所は第二のマニラになるか?と言われるパンパンガのクラーク。
アンヘレスという歓楽街で有名な地域だが、経済特区もあり、横浜ゴムの工場は有名だと思う。
色々な経済振興策を作り出して活気ある街を作る。前カジノ公社の総裁もオカダマニラのあるドリームシティを作り、次はクラークを開発すると聞いてから2年程が過ぎたが、想像を超える急開発。
その中心の地域が、今回の出店先であるSMクラーク。建物は2回建てだが床面積は大きい。

地方のモールを北から南まで見ているが田舎に行けば行くほど集客力の強さに驚かされる。
マニラ首都圏のように大きなモールが乱立する事はなく、街を作るために中核になるモールを作るのだから、必ず儲かる夢のような不動産賃貸業だ。
モールに出店する場合、地方だから違うメニューだとか、違う価格だとかと、同じ業態でも変える企業もあるが基本、大手の会社は変えて来ない。セントラルキッチンから配送できない場所に出店する場合は変更するが、その地域に店舗を集めていき配送できる体制を常に考えてくる。
モールから開店を依頼される店になるのは一つの店を成功させるでけでは足らず企業として数種類の業態が無ければ、特別に有利な条件は提示されることはない。
そんなことを書くと大手しかモールに入れないような印象を与えてしまうが、そんなことはなく会社としてフィリピンに会社を登記できていれば可能。ただ大手が入れる場所や賃貸における条件は全く違うだけ。
まあ、これは世界中同じですから当たり前の事を書いてしまっていますが、モールと路面店で比べるとフィリピンの場合はモールが強いです。
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