暇なら定休日を

フィリピンでの商売

フィリピンで営業しているサービス業のお店は基本的に無休が多い。

たぶんフィリピン進出で誰に効いても定休日を設けることには反対の意見が出る。

ショッピングモールでは契約上、休む事はできないがオフィス街の店でも土曜日定休とかは少ない。

規模が大きく人員の配置を操作できる規模であれば良いが、小さなお店で路面店、まさに私達の店のようなタイプの店は余分な人員を確保すれば無駄になるだけ。

店は常に動かしておくべき、家賃は変わらないからというが、人件費は経費の中で家賃の3倍、それであれば定休日を設けるほうが固定客になっていただけるお客さんが増えるまでは効率的だ。

昼夜の営業であれば最低賃金であっても時間外の手当を払う訳で一人当たり2万5千ペソ程度の給料になる。交代制にすれば定休制に比べて1.5倍の人を雇う。

確かにフィリピンの人件費は安い、当然だが客単価もそれに応金額になり首都圏のモールのカジュアルダイニングでは客単価400から600ペソ、仮に50席で4回転しても12万ペソ。同じ条件であれば客単価は日本の5分の1程度。

日本食レストランとして日本人や外国人のお客さんが多く訪れる店でようやく1000ペソを超える程度の客単価。それは日本に比べ飲み物の売上が作れないため。

外国人が多く住むBGCやマカティの一部でしかワインや日本酒などの高単価な飲み物は売れない、料理に合わせた飲み物という考えはフィリピンでは皆無に等しい。

このブログでは日本からフィリピンに移住や海外展開をされる方が見ていただければと思い書いているので、飲食店を開業される方には飲料、特にアルコール類の売上が全くあてにならないという点を今日は書いておきたいと思います。

表題の写真は世界のアルコールの消費量ランキング。ネットからの借り物です。日本は世界平均より少し多い7.2リットル。

フィリピンは5.4リットルだそうだ、以外に多く消費しているが低価格のジンやブランデーがほとんどなのだろうと思う。それに家飲みがほとんど。

ちなみに写真と雄値段を貼っておきます。


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