フィリピンでは、お誕生日の人がお客様に振る舞う。日本とは違うスタイルだが、人が、パーティが大好きな人が多いフィリピンでは誕生日は大切な行事。
スタッフの誕生日だと、休憩時間に、ピザとソフトドリンクを買い同僚に振る舞って終わりだが、今日のお誕生日会は飲食企業のディレクター達のお誕生日会。
ディレクターとなると固定給に加えて業績給が出ている、勤務している会社では140店の店がマニラのショッピングモールに入店して営業しているが、社長の下に副社長として2名、20の業態を二つ分けてその下にディレクターが専属もしくは複数の業態を管理する。
社長は当然だが副社長だと。担当する10のコンセプトから仮に月に5万ペソ出ていれば、インセンティブで50万ペソが毎月給料以外に支払われる。インセンティブはそんなに少なくは無いので、フィリピンではいい給料となる。
最近はフィリピンでも本給15万ペソ、サービスチャージ、チップ等3000USドルみたいなインセンティブっぽい給与制度をよく見る、経済が発展してくれば、高級店であれば自分で考えて決済できないと仕事ができない。
そんな良い給料を取っているので仕事もかなりハード。そんな忙しいディレクターの方々のお誕生日会はオーバナイト。この会社のスタイルだが皆が仕事を終えた夜の10時頃に始まり朝の4時とかまで飲んで歌って、徹夜で仕事に向かうスタイル。
みんなタフだね….
でも、タフでなければディレクターまでは上り詰めていない。
まあ、そんな少しアッパーな方の昨日のお誕生日会の会場は、山の中の一軒家の貸し切り。
表題の写真は車のライトを消した状態。
道中、街灯もない私道を走り、携帯のナビも場所を示さない、不安になる道を走る事10分。
だからと言って田舎ではない、都会のビル群から10キロ程度しか離れていない場所で、こんな場所があるとは!
普段は全員が鬼になりきっているが、プライベートでは非常にユニークで一芸に秀でている人ばかり。カラオケを歌い始めても全員がハモり方まで心得ている。
このクラスだと海外に出れば日本人がかなわないと痛感する、英語も海外のフランチャイズの本部との駆け引きが多いので、流暢そのもの。
普段見られない、鬼の休暇。
日本でもフィリピンでも稼ぐ人はよく働きます。
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